静岡県浜松市の産婦人科・女性内科の専門クリニック

子宮体がん検診

子宮体がん検診は、リスクに応じておこなう検査です

出典:日本産科婦人科学会ホームページより引用
(http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/taigan.html)

子宮体がんは、40歳代後半から増加し、50歳代から60歳代にピークを迎えます。近年、子宮体がんは年齢に関係なく増加傾向にあります。

子宮体がんは、女性ホルモンであるエストロゲンによって増殖するタイプと、エストロゲンに関係なく発生するタイプの2つに分けられます。リスク因子としては、閉経年齢が遅い、出産歴がない、肥満、糖尿病、高血圧、乳がん治療薬(タモキシフェン)、乳がん・大腸がんの家族歴などがリスク因子とされています。
子宮体がんに対する検査には細胞診と組織診がありますが、子宮頸がん検診と同様に、基本的には細胞診にて行います。細胞診は、組織診と比較して、検査費用が安く、また侵襲が少ない(痛みが少ない)ため、細胞診断の精度の高い日本では広く行われています。

子宮体がんは、病状が進行していない早期の段階で出血することが多く、不正性器出血での発見が約90%といわれています。このため症状が出たらすぐに検査を行うことで早期発見が可能となります。

検査を受けて頂きたい女性

  • 50歳以上もしくは閉経後で不正出血のある女性
  • 子宮体がんのリスク因子のある女性で不正出血のある女性

    リスク因子:未婚、不妊、妊娠・出産数が少ない、月経不順、肥満、糖尿病の方
    高血圧の方、乳がん治療薬(タモキシフェン)を内服中の方

  • エコー検査で子宮内膜が厚くなっている場合

当院での子宮体がん検診の特徴

子宮体がん検診の細胞診は、子宮内腔に採取器具を挿入するため、時に痛みを伴うことがあります。
そこで、可能な限り無用な内膜細胞診を避けるため、当院では以下の点に注意を払い検診を行っております。

  • 充分な問診を行い子宮体がんのリスク因子の有無を確認いたします。
  • 不正出血の患者さまには必ず経腟超音波を実施し、子宮内膜の状況(内膜肥厚の有無)を確認いたします。
  • 内膜細胞診実施後は再度経腟超音波を実施し、安全かつ確実に採取器具が挿入されたか確認いたします。
  • 閉経前の女性には、BBT(基礎体温)の測定をお薦めいたしております。BBTが二相性(排卵周期)である間は、子宮体がんの発生リスクは非常に低いと考えます。
  • 万一、細胞診にて異型内膜増殖症や子宮体がんが疑われた場合は、静脈麻酔下で全く痛みのない状況で内膜組織診を行い、確定診断をご提示いたします。
  • 最終診断にて手術などが必要となった場合は、当院から信頼できる基幹病院にご紹介申しあげますのでご安心ください。

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